癒しの小部屋 R4-4

2022年3月10日木曜日

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 walkerianaの開花は益々減り、遂にnobilior var.amaliaeが咲き始めました。walkeriana tipo系4株と異常な咲き方をしたtrilabelo1株、そしてnobilior var.amaliaeの一番咲きを紹介します。


1. rubra 'Shinku'(深紅)

名前の通りコラムまで真っ赤です。今期2回目の開花ですが、1回目より形は悪かったもののより濃く咲いてくれました。

2. tipo 'Serena'

選抜者の某蘭園のオーナーが「面倒臭いので日本車の名前を順に付けた」その一つですが、今年はよく咲いてくれペタル幅は41mmあります。

3. fma.escura 'Francoise'

初花で、以前に紹介したFrancineのきょうだいです。コラムが濃くないので一旦tipoとしましたが濃色花で、NS100mm、ペタル幅は46mmあります。

後日蘭友より「黒っぽく見える」との連絡をもらい納得、forma を escura に変更しました。(3/14文章追加、forma変更)

4. tipo 'Queen Bear'

ペタルが展開した画像が撮れたので入れ替えました。(3/14文章変更、画像入れ替え)



5. trilabelo 'Azurita'

株が痛んでいて元気がないので花も今一つです。更にペタルの右上だけにリップ化が現れていません。これは雫変異でも見られる現象で、私の呼ぶ「半神半人」と同様の機序に基づくものと理解しています。

6. nobilior var.amaliae unnamed

先輩が高橋園芸で購入して私にくれた株です。側裂片とリップが癒合というか、括(くび)れなく続いていて個性的です。大株になっていて昨期の鞘が残ったまま花が咲きました。こんな場合、種は「しいな」(熟していない種)になっているとよく言われますが、大株の場合は熟した種が採れることも往々にしてあります。





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